上州下仁田焼

上州下仁田焼 漢蘿窯

四季折々の自然の美しさを秘めた里、群馬県上州の谷あいに伝統の技を学んで来た上に窯を築き、より以上の上達、より以上の美をめざし、その中に個性と現代性をプラスした、上州下仁田焼を生活の中に取り入れ、愛用して頂きたく日夜努力して居ります。

どうぞ、下仁田の土を生かした手造りの上に自然釉を用いた美しい上州下仁田焼を、高級食器として、又美術陶芸としてご愛用下さい。

自然釉(灰釉)について

陶芸器には、素地だけを焼いた焼締めをのぞいては上薬と言って素地の上に釉薬と言うものを掛け、一三〇〇度前後で焼き上げ、表面をガラス質にします。

遠い昔、焼物にはそうしたガラス質の美しい上掛けしたものは存在しませんでした。

出土する古代の土器などがそうですが、それをもっと高い温度で焼くようになり、燃料の木の灰が焼物の表面にかかりそれが高温で溶けて、素地と一対となったものが釉薬はじまりであり、ビードロ様の美しいものです。

以後、先人たちにより色々な釉薬[うわぐすり]が出来ましたが、この木の灰・藁の灰・土などを主としたものが自然釉とよばれるものです。

近年の重金属などを使って出す派手な色ではありませんが、鉛などの溶け出す心配もなく、その落ち着いた美しさと気品は見る人の目を飽きさせる事はないでしょう。

一見単調に思えるこの灰釉こそ最も微妙で難しく、この木炭・藁灰・土を主にしたのが自然釉であり、上州下仁田焼であり、この灰釉にまさるものは永遠に無いと思われるのです。

尚、登り窯焼成による自然降灰釉[灰被り]の作品もご愛用下さいますよう御願い申し上げます。

上州下仁田焼 漢羅窯 伊藤 久米夫

陶歴

上州下仁田焼 伊藤 久米夫

1951年 群馬県下仁田町生まれ
1970年 絵画部門で二紀会展入選
1973年 美術研究のため、フランス、スペインを訪欧。帰国後、東京にて焼き物の基礎を学ぶ。
1977年 焼き物修行の為、日本六古窯・丹波焼(清水武氏)の窯元に入る。
1981年 下仁田町へ帰郷、築窯。下仁田焼きを興す。
2000年 群馬県作家展知事賞受賞
2005年 群馬県議会長賞受賞
2009年 群馬県作家協会賞受賞
2011年 高崎市長賞受賞
2014年 高崎市教育長賞受賞
2016年 高崎市長賞受賞
2018年 高崎市教育長賞受賞
2021年 群馬県作家協会賞受賞

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