妙義山
ジオを感じながら石門めぐり
妙義山は600万〜400万年前頃に活動した火山によってできています。山岳信仰の山として昔から親しまれ、江戸時代から登山客がたくさん訪れていたようです。山中には、ローソク岩や石門など自然が作り出した迫力ある奇岩が見られます。これらがどのようにできたのか考えながら歩いてみましょう。
(左)日暮らしの景 (中)大砲岩 (右)休憩所から観る第四石門
Point 1 石門コース入口
周辺の岩をよく見てみると、岩の中に石が取り込まれています。これらは、噴火のとき火山灰の中に溶岩のカケラを取り込んでいるのです。
Point 2 第一石門
高さ約30m、横幅15mもある天然の石門があります。ここから先にも石門があるので、どうしてこのような石門ができたのか考えながら歩いてみましょう。
Point 3 カニのよこばい・第二石門
第二石門はほかの石門と少しでき方が異なります。断層に沿ってもろくなっているところがえぐられて門ができています。
Point 4 第四石門と大砲岩
石門を通して奥に見えるのが大砲岩です。この自然が作り出した見事なアートは、自然の摂理によっていずれ消えていくかもしれません。今しか味わえない感動をしっかり目に焼き付けてください。
安全にハイキングしていただくために
- 途中鎖場もございます。登山シューズを履き、雨具、十分な食料、飲み物等を備え安全に十分注意し、マナーを守って登山を楽しんで下さい。
- 熊に注意!鈴等を携行するか、複数で歩きましょう。