荒船山

頂上まで2時間半

荒船山内山峠登山道 みどころ案内

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荒船山は、周りの険しい山々の中に山頂が平らな山があり、それが荒波に浮かぶ軍艦のようにみえることから荒船山と名前がつきました。なぜ、このような平坦な地形ができたのでしょう?考えながら登山を楽しんでみましょう。

Point 1 登山道入口

周辺の岩をよく見てみると、岩の中に石が取り込まれています。これらは、火山から噴き出てきた物で周りを火山灰が埋めていて中に溶岩などが取り込まれています。

Point 2 鋏岩修験道場跡

ここには昔、荒船山で修行をする人たちの道場が立っていました。今でもその基礎が残っています。そしてその背後の絶壁は、荒船溶岩が噴出する前の湖の地層です。ところどころに地層が積み重なってできた縞模様が見られます。

Point 3 一杯水

水が滴り落ちる崖はこれまでの地層と異なり、真っ黒で混ざりけのない地層に変わります。これは約800万年~700万年前に流れた溶岩です。ここから山頂までずっとこの溶岩が続き、溶岩の崖を昇っていくことになります。ここで一息入れて溶岩台地から湧き出た水を味わってみてください。

Point 4 艫岩(ともいわ)

艫岩の絶壁に立つことができます。ここからは天気のいい日には浅間山がきれいに見ることができます。
※ 足元には気を付けてください。

見どころポイント

世界遺産 史跡 荒船風穴

蚕種保管のための天然冷蔵施設がいすい地形からの冷風を利用して、蚕の卵のふ化の時期を調節した冷蔵施設で明治大正時代の養蚕業に大きく貢献していました。今も変わらぬ冷風を吹き出しています。冷風体験は6月から9月がおススメです。
※ 冬期閉鎖:12月1日から3月31日

荒船の湯

汗をかいたらホッと一息!お風呂は広くゆったりしているので、登山の疲れを癒すのに効果抜群!地元産のこんにゃくなどを食べられるのも楽しみ!
0274(67)5577

ジャージー牛と緑の楽園 神津牧場

日本最古の洋式高原牧場
美しい牧草地にとんがり屋根の牧舎はまるでアルプスの高原牧場。茶色い毛並みのジャージー牛をはじめ山羊やポニーが放牧されています。ジャージー牛乳から作るソフトクリームや乳製品は大人気!お食事もできるのでゆったりと高原の風を感じながらランチでもいかがですか?

安全にハイキングしていただくために

  • 途中鎖場もございます。登山シューズを履き、雨具、十分な食料、飲み物等を備え安全に十分注意し、マナーを守って登山を楽しんで下さい。
  • 熊に注意!鈴等を携行するか、複数で歩きましょう。