群馬県と長野県、妙義荒船佐久高原国定公園に位置する妙義山は、日本三大奇景としても知られ、その激しく侵食された山容は、信仰の山々としても知られています。
大和時代の第二十九代欽明天皇(在位539-571年)の御代に妙形氏が社殿を建立、平安末期、第八十二代後鳥羽天皇の寿永二年三月(1183年)藤原祐胤卿が鍛冶の名工を得て神剣を奉斉いたしました。 江戸時代...
標高870mの黒瀧山に建つ黒瀧山不動寺は、山岳信仰の霊場です。1,300年ほど前、行基が自ら刻んだ不動明王を安置して建立したのが始まりと伝えられており、山門、不動堂、大雄宝殿、開山堂、鐘楼、宿坊、黒瀧...
碓氷峠の頂上に位置し、昔は「碓氷権現」または「熊野権現」といわれました。 県境に建つ熊野神社は、群馬県民は「熊野神社」と呼び、長野県民は「熊野皇大神社」と呼んでいます。徒歩で県境を跨げてしまいます。...