蚕の飼育は、20世紀半ばまで下仁田を含む群馬県の主要な家内産業でした。蚕は桑の葉を食べるので、地元の農家は下仁田町の砂質の土壌で育つ桑畑を育てていました。 
第二次世界大戦後に絹の生産量が減少したとき、桑畑を栽培している農民は、作物を変えるか、作物の他の用途を見つけることを余儀なくされました。

桑の葉には、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウムやポリフェノールの抗酸化物質が含まれており、いくつかの健康促進効果があります。また、血糖値を下げることもわかっています。

祖父が桑を育てていた神戸隆介氏は、これらの健康効果を活かし 現在、25,000の有機桑の畑を維持し、そこから粉末にした桑の葉を生産しています。

桑の葉の粉末は、抹茶ようにお茶を作ったり、アイスクリームやその他のお菓子の味付けに使用できます。抹茶とは異なり、カフェインは含まれていません。また、おいしい料理の風味付けにも使用でき、例えばグリーンカレーのほうれん草の代わりにも使えます。

下仁田ジャーニー

諏訪神社

しもにたジャーニー
歴史・文化

下仁田の町の中に、諏訪神社があります。神社建立の正確な年代は不明ですが、敷地内に立っている欅の木が樹齢650年以上と言われています。

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下仁田あじさい園

ジオの恵み
しもにたジャーニー

下仁田あじさい園は下仁田町にある約3ヘクタールの丘陵にあ、園内に約2万株のアジサイが植栽されています。白、ピンク、紫、青の大きな花は、6月の梅雨の時期に見ごろを迎えます。関東最大級の園内には、遊歩道や...

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荒船風穴(世界文化遺産)

しもにたジャーニー
世界遺産

群馬県南西部の物見山近くにある荒船風穴は、地質や地形を人々がうまく利用した例の1つです。この場所には明治末に石を積んでつくられた史跡「荒船風穴」があります。ここは電気冷蔵施設が普及する以前、蚕種(カイ...

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