「米山寺」のある上位段丘は、約15万年前、中期更新世にできた段丘とされ、横瀬川より東の農免道路に沿って広がる起伏がある畑の面へと連続し、河床からの高さは約80~90mあります。 「米山寺」と西側の畑の間には、表面の黒色土層こくしょくどそうの下に黄褐色おうかっしょくの下仁田ローム層(赤土)の上部層~中部層が数mの厚さでみられます。この付近の畑で表面が少し削られたところには、浅間山起源の軽石が転がっていて、よく見ると発泡してスポンジのように穴がたくさんあいています。