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江戸時代の下仁田

下仁田道は、庶民の道、商人の道として多くの人に利用されました。下仁田の中心街には、九斎市が立ちました。2の日、5の日、9の日で、毎月9回開催され大変にぎわいました。現在でも、山際の春の市、雛市、暮の大市などが形を変えながら残っています。

西上州の良質な麻を江戸(東京都)、越中(富山県)、江州(滋賀県)などと取引する麻問屋、信州の佐久米を扱う米問屋のほか、麦、雑穀、絹、紙、薪などを扱う商人、日用生活品を販売する商店などが集まっていました。
上町が鏑川に近いところ、中央が仲町、街道ぞいの一番山際が下町、岡横町は、旭町上町の境の通りです。


仲町:宿泊所 太物荒物水油商(2軒)
旭町(岡横町):うどん屋(1軒)
上町:蒟蒻商 薬種所 紙問屋 宿泊所(4軒)